漆(うるし)刷毛一覧

わが国での刷毛の原型になったとも言われる「うるし刷毛」

仏教伝来後、各地に寺院が建てられた際、仏像や美術用具に漆(うるし)を塗るために使われていました。
その形は、基本的に当時のままのものが受け継がれています。

漆職人さんが使用されている本物は、全長が200ミリから250ミリ程度あります。
うるし刷毛はまるで鉛筆の芯のように先端から柄尻まで毛が入っており、鉛筆を削るように刷毛を削りながら使います。

毛質は昔から人毛が使われています。なぜ人毛なのかと言うと、全長250ミリのうるし刷毛の板に挟む為の人毛に代わる長い毛が無いのです。あえて言うならば、馬の尻尾の毛ですが、毛が太過ぎて漆を塗るのには刷毛目が立ち過ぎて不向きです。髪の毛は意外と細く、刷毛目も立ちにくいのです。

また漆を塗っていく上で、途中で刷毛の毛が抜ける事はどうしても避けたい事です。
先端から柄尻まで一本物の髪の毛を束ねて糊漆で固めているので、毛が抜ける心配はありません。

うるし刷毛の材料に使う人毛は昔から海女さんの髪の毛が良いとされています。
海水にさらされ、適度に油気が抜けたものが漆の含みが良いようです。

漆刷毛の職人さん、漆塗りの職人さんの数も減少しております。
古くから受け継がれた伝統をいかに守っていくか、我々に課せられた課題です。
漆(うるし)刷毛本通し
漆(うるし)刷毛本通し
毛質:人毛
サイズ:3分/5分/8分/1寸/1寸2分/1寸5分/1寸8分/2寸
3,520円
漆(うるし)刷毛本通し極上
漆(うるし)刷毛本通し極上
毛質:人毛
サイズ:1分/2分/3分/5分/8分/1寸/1寸2分/1寸5分/1寸8分/2寸
6,160円
限定品
漆(うるし)刷毛本通し極上 80粍
"現品限りの限定品"
漆(うるし)刷毛本通し極上 80粍
毛質:人毛
サイズ:80mm
85,800円
ご好評につき、完売となりました。
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